「青」の色彩心理とは?心を「凪状態」にしたいときにおすすめ 


みなさんの好きな色の中に「青」は入っていますか?

一般的に「青」と聞いて思い浮かぶ青は、鮮やかで濃い青が多いのではないでしょうか。

ただ、人によってはラベンダーのような淡い青紫を思い浮かべる方、暗い紺色のような青など、人によってイメージする青は微妙に違うかもしれません。

今日はそんな青の心理効果を交えて、色のイメージを考えていきます。

青色について考えてみよう!

1、青色を着た人の印象「知的」「冷静」「誠実」
2、ネガティブなイメージ「内向的」
3、青色を楽しむおすすめシーン

青色を着た人の印象「知的」「冷静」「誠実」

色の中でも、涼しさや冷たさを感じる「寒色系」である青。

青い色の洋服を身に付けたに人に、人はどんな印象を抱くでしょうか?

・知的
・冷静
・誠実

こんな印象を抱く人が多いようです。「情熱」「やる気」「パワー」が赤色のイメージだとしたら、その逆の性質を持つ色としてあげられることが多いですね。

みなさんの青色のイメージはどうでしょう?

また青色を見たり、身に着けたりすることで、

・心が静まる
・冷静になる
・穏やかになる

といった効果もあります。これは自分自身の心への効果ですね。

海


例えば青い空や海をじっと眺めていると、少し落ち着いてきたり、冷静になれることはないでしょうか。

青という色は副交感神経を優位にし、脈拍と呼吸を落ち着かせるためこのような心理的効果があるとされています。

自分の心にもこうした心理的影響を与えるので「少し冷静になろう」というときには、青を目にするのがおすすめです。

日常にある「青色」

日常生活の中で「青色」にはどんなものがあるでしょう?

先ほどもお伝えした、晴れた日の青空。広い海原。信号機の青。ジーンズやデニム製品のブルー。青い車。洗剤のパッケージ。スポーツチームのユニフォーム。クリスマスの時期、木に飾り付けられた青いイルミネーション。

あげてみると意外とありますね。

青は「好きな色ランキング」でも常に上位にはいる色で、嫌いな人がほとんどいない色でもあります。


ネガティブなイメージ「内向的」

ネガティブなイメージをあげるとしたら「内向的」「ストイック」「不安」などがあります。

青は論理的な思考を促し、頭の整理を助けますが、内面的な部分に関与する色であり「人と何か楽しみたい」というときには向いていません。

冷静で落ち着きのある誠実な人、という印象を与えたいときやビジネスシーンには適切な色ですが「人と親しくなりたい」「おしゃべりを楽しみたい」「明るい人だと思われたい」というときには不向きな色です。

色の持つ意味を理解しておくことでTPOに合わせた活用ができるはずです。


青色を楽しむおすすめシーン

青色は、相手から「知的」「冷静」「誠実」という印象を与えるため、ビジネスシーンに最もおすすめの色です。また「少し落ち着きたい」「頭を冷やしたい」というときも、青色を目にすることで冷静になることができます。

海や空など、常に身近な存在だった青に人は落ち着きを感じるのかもしれません。

ぜひご自身のライフスタイルに合わせて青色を取り入れてみてくださいね。

青色を取り入れるおすすめのシーン

  • ビジネスシーンで:論理的なトークで知的さと落ち着きをアピール
  • 自分の頭をクールダウンさせたいとき:いったん冷静になって考えたいときは青色を視界に入れてみよう
  • 感情的にならず、人と話がしたいとき:何かを正確に伝えたいとき、感情が邪魔をしてしまうときに取り入れてみよう

今日は青色にまつわる色の心理効果やイメージについて解説しました。

色の効果を活用して、みなさんの暮らしが快適になりますように…